くつきの森での、今年度の新たな取り組み「くつきの森ビギナーズ12」の第1回目となる「里山開き・集落散策」を開催しました。
昨夜からの雨が残り心配されましたが、少しづつ回復し開会の10時にはほとんど雨はあがり、集落散策には問題のない天候となりました。
この天候で多少のキャンセルはありましたが、それでも参加者は地元高島市をはじめ、彦根や京都、大阪、神戸まで本当に遠くからも参加いただき総勢77名になりました。
当初の予定30名からは大幅にオーバーしたため、案内人も2人から4人に倍増し対応するうれしい悲鳴です。4班に分かれての散策となりますが、それぞれの案内人の屋号から、
しろざえもん、にへい、せいえもん、りんざと名付けて各班出発です。
計画どおり、若宮神社、ケヤキの巨木、辻神さま、かわと、茅葺き屋根の家など巡っていきます。
やや肌寒いなか、中間点での熱いお茶とえむすらーでんの豆乳シフォンケーキのお接待、これも大好評でした。
この企画に当たっては、麻生の集落の何を見てもらったら良いのか?、下見をして準備を進めて来たのですが、今日、歩いていると、参加者からは「このようなのんびりとした環境の中を、地元の人と会話をしながら歩いているだけで十分楽しいし値打ちがある」という言葉を聞くと、ああそういうもんなんだという気持ちと、やっぱり少しでも楽しんでもらいたいとの思いで準備してきたからこそ、参加者に満足してもらえたんだと、いろいろと思ったりしますが、とにかく、今回は参加された方達の良い評価がいただけたようです。
(こちらは「しろざえもん」班の皆さんです)
お昼には丸八百貨店のヘルシーな田舎料理弁当と山本理事長特製の寄せ豆腐のサービス付き。
みんな大満足の里山開きになったのではないでしょうか。
ビギナーズ12,これからも毎月季節に合わせた歩き&観察会を開催予定です。
参加者からは残る11回もすべて参加したいとの申し込みもいただきました。