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山里くつきフォトレター

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魚のゆりかご水田のお話(つづき)

2006年6月27日晴れ
6月9日に魚のゆりかご水田のお話を紹介しましたが、田んぼで生まれたニゴロブナはどうなったのでしょう?

田んぼに入ったフナは、ワラなどに産卵します。
そして4~5日すると孵化し仔魚は田んぼの中を泳ぎはじめます。
田んぼの中はプランクトンが豊富でフナはスクスクと成長し、1ヶ月ほどすると2~3cmに成長します。このころ田んぼはちょうど中干しの時期を迎えるため、田んぼのフナたちを排水路から琵琶湖へと放流してあげます。このぐらいの大きさになるとそこそこの泳力を身につけており、琵琶湖の中でも生きて行けると言われています。そして、2、3年後20cm程度に成長したフナは再び産卵のため田んぼをめざします。
今日は近くの小学校から子どもたちがフナの放流を手伝いに来てくれました。「また帰ってこいよー」と歓声の中、フナたちは旅立っていきました。
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by gonkappa | 2006-06-27 20:54 | 番外・朽木以外
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