ブログトップ

山里くつきフォトレター

gonkappa.exblog.jp

カテゴリ:番外・朽木以外( 96 )

棚田探訪ー福岡県・大分県ー

6月11日(日)8時20分、ホテルを出発、長崎道、大分道を経由し、福岡県の棚田をめざす。

大分道杷木ICでおり、まずはうきは市「つづら棚田」へ。ダムが建設されており、ダム湖までは2車線の道路が確保されていたが、その上流部は、車のすれ違いも難しそうな狭い道が、こんなところはジムニーが良いのにと思いながら、しばらく走ると、9時30分頃、棚田へ到着。

ちょうど田植え作業中で各田に水が張られ棚田らしい素晴らしい景観を楽しむことができた。

後で思うと、この日最高の棚田景観だった。

f0077877_12504723.jpg
f0077877_12511720.jpg

次は星野村の「広内・上原地区棚田」来た道を引き返し、隣の谷沿いに別のダムを横に上っていく、上りが30のカーブ(何番目のカーブの看板あり)、峠を越えてくだりが18のカーブを降りて行くと、直売所が。ちょうどそこが棚田の展望所にもなっていて、撮影を行う。川向に見事な階段状の棚田が天まで上っていくような感じであるが残念ながら耕作放棄されているのかの売店のおばさんに聞いてみると、この棚田は所有者が耕作しているのではなく、ボランティアの方々が自分たちの田んぼが終わってからここの田植えを始めるとのこと、どれだけが植えられるかは分からないとの事。幅が1m長さが300mにもなる細長い田んぼが137段重なる姿は壮観そのもの。ここは玉露茶と星空が美しいことでも有名らしい、ここでは直売所の売り上げに協力して棚田をあとにした。

f0077877_12513396.jpg
f0077877_12520170.jpg

大分道の杷木ICへ戻り、別府をめざす。12時40分、別府湾SAで昼食、眺め良し。

昼食後、別府ICで下り、ゴルフ場沿いに上っていき、左折するとまたまた狭い道が。しばらく走ると、別府市「内成棚田」到着。

f0077877_12521976.jpg

ここでも地元のご家族に撮影ポイントなどを尋ね、情報を得て撮影を行う。一部耕作放棄も進むが田植え中で、水張り棚田を楽しんだ。月見石から全景が見えるとの情報で超狭い道を入っていくと、帰り道左後輪が脱輪しそうになりひやっとするが何とか無事に脱出、やっぱり棚田はジムニーやな!。

次は大分県の二ヶ所目、宇佐市の「両合棚田」をめざして大分道へ。

15時40分、両合棚田到着。ライオンズクラブの支援の元棚田保全が図られているようであるが、相当の範囲で耕作放棄が進んでいるように見える、これから耕作がはじまるのかも知れないが。ここも5評価だったはずであるがちょっとがっかりし棚田をあとにした。

f0077877_12525707.jpg

東九州自動車道を北九州市、門司レトロ街にある「プレミアホテル門司港」をめざして走る。

トリバコで予約していたホテルでそんなに期待していなかったが、ついてみてビックリ!

思った以上に伝統と格式のあるホテルらしい。港を囲むようにレトロな建物や店が並んでおり外国の街にいるような雰囲気。夜には観光船にも乗り関門大橋や下関の夜景を楽しんだ。

6月12日(日)最終日、8時30分ホテルを出発。関門大橋を渡るつもりがいつの間にか国道2号線に入ってしまい、国道トンネルで下関に入ることになった。

海沿いを北上し、角島大橋へ到着。橋を渡り角島の終点まで行ってみたが2,3の漁村があるくらいらしい、それでも琵琶湖大橋を超えるような立派な橋が架かっていることに日本の豊さ?を感じた。

f0077877_12530916.jpg
さらに北上し、長門市の東後畑の棚田をめざす、途中郵便局で道を尋ねると簡単なマップをもらい説明していただいた。ちょっと分かりにくい道だったがおかげさまで、無事、東後畑棚田に到着。ここは海に浮かぶ漁火と棚田のコンビネーションでカメラマンに人気があり、駐車場や東屋が整備されていた。棚田そのものは規模もそれほどでもなく平凡な棚田であった。水源はため池でこちらもため池100選に選ばれているとの事だった。
f0077877_12532281.jpg

この後、海沿いの岸壁に真っ赤な鳥居が連なる元乃隅稲成神社へ。

ここから国道・山陰道を通りへ、学校跡を博物館として整備されたという明倫館を見学。

f0077877_12540273.jpg

15時40分、随分遅くなったが山陽自動車道を帰路に着く。福山を走っている頃、津山のKさんから良ければ寄って下さいとのメールがあり、突然ながらお邪魔することにした(20時45分着)しばし、休憩させてもらい9時30分頃、帰路に着く。中国自動車道・名神高速道路を経由し6月13日1時30分無事自宅に到着、まるで若者みたいな?3泊4日の充実した棚田巡りとなった。


by gonkappa | 2017-06-19 12:59 | 番外・朽木以外

棚田探訪ー長崎県・佐賀県ー

棚田探訪記13

鬼木棚田(長崎県波佐見町鬼木郷)

土谷棚田(長崎県松浦市土谷免)

浜野浦の棚田(佐賀県玄海町浜野浦)

蕨野の棚田(佐賀県唐津市相知町平山上蕨野)

つづら棚田(福岡県うきは市浮羽町新川)

広内・上原地区棚田(福岡県星野村広内・上原)

内成棚田(大分県別府市内成)

両合棚田(大分県宇佐市院内町滝貞・小平)

東後畑(山口県長門市油谷後畑)

棚田巡りを始めて3年目、13回目となる棚田探訪は先人たちの評価の高い棚田が集中しており前から楽しみにしていた九州北部をまわることにした。帰りには、山口県の「東後畑」も回りたいので、行きはフェリー、帰りは自走して帰る計画。フェリーは大阪南港から新門司港の航路があるのでこれを利用することとするが、その後のコース設定に随分悩んだ。それというのも夕日が沈む時に海と棚田が輝く写真が有名なことからできれば夕方、「土谷棚田」あるいは「浜野浦」に合したいなとスケジュールを組んだ。2日程前に梅雨入りしており、お天気は若干心配しながら。

平成29年6月9日(金) 今回は妻と二人で棚田巡り。大阪南港フェリー乗り場から19時50分に出港予定というので、近くのイケアに寄りたいとのことで、昼12時30分ごろ家を出発。名神、阪神高速を経由し、14時40分イケア到着。向かいには東京インテリア家具も新しく出来ていた。17時ごろ大阪南港へ向け出発。17時30分にフェリー乗り場に到着。18時30分から乗船を開始するとのことなので、ターミナルビルへ行ってみるがレストランも無し、仕方なく車に戻り、乗船を待つことにした。

f0077877_11424445.jpg


18時30分、乗船開始。今回はファーストBを予約、部屋は2つのシングルベッドと1名寝られる程度の畳敷きの和洋室でそこそこの広さ。

出港の様子を見たいと甲板に出てみると離れていく桟橋の夜景がきれい。

夕食はレストランでバイキングをとる。結構多くのお客さんで混んでいた。早めに風呂に入った方が良いだろうと、夕食後すぐに展望風呂へ。

21時過ぎに明石海峡大橋の下をくぐるということでカメラを持って甲板へ。送風機の大きな音と風で長居は出来ないがちょうど橋の下をくぐる様子を撮影できた。

f0077877_11425242.jpg



6月10日(土)8時30分、予定通り新門司港にフェリーおおさかⅡが入港。下船後、九州自動車道・長崎自動車道を経由し、最初の棚田、長崎県波佐見町「鬼木棚田」をめざす。高速道路沿いの田んぼはほとんどが水が入っていないような状態が多い、果たして棚田は田植えが済んでいるのか?と心配しながら走行。いつも思うことだが棚田が近付くと道路がどんどん狭くなっていく、ジムニーだったら良いのになあと。あまりの道の狭さにいつも思うこと!

11時30分、鬼木棚田に到着、ちょうど田植えが行われている最中で、各筆に水が入りとても美しい、今年9月にはここで棚田サミットが開催されるようで、管理にも気合いが入っているのかも知れない。駐車場も整備され写真を撮っていても歓迎されているような満足感のある棚田である。

f0077877_11433059.jpg

f0077877_11431714.jpg



続いて2ヶ所目長崎県松浦市土谷免「土谷棚田」をめざす。
ナビをセットし目的地をめざすが、島の山の方へ上っていくが牧草地ばかりで田んぼが見つからない、下へ降りて来て、作業をされていた農業者に尋ねると、ナビを見ながら丁寧に教えて下さる。この外周道路を走っていくと道路から見下ろす形で棚田が見えるとのこと。
お礼を言ってしばらく車を走らせると、14時30分目的地へ到着。ここは道路から見下ろすと棚田がひろがり海へつながり、夕日の時には田んぼの水面と海とが一体に赤く染まる素晴らしい景観が楽しめるとのことだったが、田植え後相当の時間が経過しているらしく苗が大きく育ちほとんど水面が見えない状態、おまけに夕日の期待できそうもない曇り空。すばらしい景観ではあるものの50点の気分で次の棚田をめざすことに。
f0077877_11435518.jpg



次が今回の棚田の中で最も期待をしていた佐賀県玄海町の「浜野浦の棚田」。土谷からは30分ほどで15時30分到着。ここも海と棚田の水面が一体となって夕日に染まるというポイントでおおいに期待して行ったが、残念ながら曇り空で夕日が見られそうにないこと、おまけに苗が生長しほとんど水面が見えないというおまけ付きで、ここも50点の気分で写真撮影。
f0077877_11441382.jpg


本来は、夕日が期待できそうであればここでねばって、車中泊をする予定であったが、50点気分が2ヶ所も続き何となく気分も晴れないのと時間がまだ早いので、もう一ヶ所回ってしまうことに予定変更。
車中泊をしない代わりの宿舎を探す必要があり、いろいろ検討するが、蕨野まで今日中に回るとすると、明日は福岡県の棚田から始まることになり、佐賀駅付近が便利そうということで、スマホでホテルを探し宿舎を確保、次の棚田をめざすことに。

次の棚田は佐賀県唐津市の「蕨野」。ナビをセットし進むが途中で工事通行止め、旗振り人に尋ねるとナビが案内しているところとはだいぶ離れている模様、いわれたとおりにしばらく走ると案内看板が表示されていた。通常来る方向とは逆方向から進んできたようで、一般的な進行方向に
f0077877_11444826.jpg

は案内看板が設置されていた。1時間余り走ると蕨野の直売所がありそこで情報収集。

ここが目的地であり、有名な高さ8.5mの石垣の場所や展望台の位置を教えてもらい再び上っていく。まず8.5mの石積の方へ上っていくとやや大きめの石がまるでお城のように重なって石積みを形成している。その中にめざす8.5mの石積みがある。
f0077877_11450880.jpg

妻が近付いてみて身長と比べてみるとなるほど5身長ぐらいの高さがある。テレビで見たところでは、おばあさんが草取りのためこの石積みを上る映像が写っていたが、近づいただけでも足がすくむくらいの高さである。この周辺の棚田を維持していくためには想像を絶する手間をかけておられるだろうことが想像できた。このあと、全体が見渡せる大平展望所へ。
f0077877_11452514.jpg

そこはお見事のひとこと。土谷・浜野浦とどちらかと言うと連敗気分だっただけに、この蕨野で今日一日の棚田巡りが報われた気がした。


by gonkappa | 2017-06-19 11:51 | 番外・朽木以外

棚田探訪~新潟県~

長野県に引き続き新潟県の棚田、上越市の上船倉の棚田を訪れることに。
山間部へ入っていくとどこもが棚田といえるほど谷と山が入り組んでおり、国道とはいうもののカーブとアップダウンの激しい道路で、ここでも3速2速を多用しながら小さなジムニーの持ち味が十分発揮されることになった。
ここも案内看板はなくナビを頼りに目的地をめざすが、右往左往しながらそれらしい看板でここが上船倉の棚田に到着したらしいこととするがここも展望台は無し。この周辺どこもが棚田であって百選といっても特別なものではないもかも知れない。
f0077877_2053857.jpg
f0077877_206151.jpg


そこから、宿舎松之山温泉をめざしてくねくね道を走るが、ところどころに田んぼに水が張られている、どうも「冬みず田んぼ」に取り組まれているらしい。
f0077877_2062072.jpg

ハードな道のりだったが無事に16:30宿舎「旅館明星」に到着。
田舎らしい盛りだくさんの夕食を満喫する。ここは日本3大薬湯に数えられる名湯らしい。足腰に効くと良いなと思いながら合計4回入浴す。

 3日目最終日、百選ではないが今回一番の目玉、「星峠の棚田」へ向かう。旅館からしばらく走ると「美人林」の看板。きれいなブナの美林が拡がっているとのことでちょっと寄り道をすることに。
f0077877_2064060.jpg

 駐車場に車を止め、林へ入ると整然と直立したブナ林が拡がる。かつて炭焼き用材として一斉に伐採したらこのような美林が出来あがったらしい。名前の通り美人林である。

 ここから30分ほど走るといよいよお目当ての星峠の棚田。さすがにここは有名らしく随所に看板が設置され、導いてくれる。案内看板の充実しているのは今回の棚田の中ではここだけだった。
 駐車場に着くと展望台や看板が設置され、はっきりとここが目的地と分かる、ありがたい施設である。ここは秋にも田んぼに水が張られ雲海が出ることも多い棚田とのこと。今回は一部の田に水が張られているだけであったが、観光客へ配慮してもらっているようなそんな気がした。ここでは4台ほどの車が駐車しカメラマンが撮影中だった。
f0077877_2071319.jpg
f0077877_2073075.jpg


 ここから、柏崎市の「花坂の棚田」をめざして走り、該当の所在地へ着くが全く棚田の存在が確認できず、もういいかとギブアップして今回の棚田巡りを終える。
 ここから、海沿いの柏崎市へ出て国道8号線を南下、道の駅「うみてらす名立」で昼食をとり、道の駅「能生」でお土産をゲットして、能生ICから北陸自動車を帰路に着く。
今回、総走行距離1100km、ジムニーで初めての遠出であったが思った以上にストレスなく、むしろ狭いカーブの連続する山道を元気に走ってくれ、無事に棚田巡りを終えることができた。
by gonkappa | 2016-10-22 20:09 | 番外・朽木以外

棚田探訪~長野県~

随分長い間ブログ更新を御無沙汰してしまいましたが、今回もまた棚田巡りの記事になってしまいました。
暇を見つけては棚田巡りをしていますが、今回で11回目、目的地もだんだんと遠くなってきました。
前回は広島県と島根県でしたが、今回は長野県と新潟県の棚田訪問です。
都合によりジムニーで出かけたのもあって、棚田ではありませんが以前から気になっていた「遠山郷下栗の里」を訪問することに。中央道飯田山本ICをおりて約1時間。最後は細い山道を駆け上がり下栗の里に到着。しかしそこからは集落の全容を見ることはできず、そこから15分ほど山の中の遊歩道を行くと展望台があるとのこと。椎間板ヘルニアを患っている身には非常にきつかったんですが、ここまで来て見ないわけにはいかないということで両手にストックをもって頑張りました、そのかいあって天空の里のような素晴らしい景観をみることができました。
f0077877_2094429.jpg

このあとは予定通り、長野県千曲市「姨捨」、飯山市「福島新田」を訪ねました。
姨捨というからにはどんな山の中?と思ってましたが善光寺平という市街地と隣接する緩やかな棚田です、田毎の月で有名ですが撮影ポイントに苦労しました。
f0077877_20104100.jpg

次が飯田市の福島新田、ナビをセットしてでかけたのですがどうやら隣の集落へ上がったようで、出直すというハプニングもありながら何とか目的地に到着。こちらも緩やかな勾配の棚田で、先人が高い評価をされていましたが、途中の案内看板もなく、あまり力が入っていないなとの印象で棚田をあとにしました。
f0077877_20102424.jpg

f0077877_20103681.jpg


(新潟県は次回につづく)
by gonkappa | 2016-10-21 19:25 | 番外・朽木以外

棚田探訪~石川県能登~

時間を見つけては棚田巡りをしていますが、今回は孫たちとの家族旅行を兼ねて能登輪島の「白米千米田」へ行ってきました。ここは30年ほど前に能登一周をしたときにも立ち寄ったところで現在のように観光化はされていなかったものの「棚田」に出逢った最初の地だったように記憶しています。
ここは棚田百選にとどまらず世界農業遺産「能登の里山里海」の中心的施設として指定を受けているようで、見晴らし台が道の駅ポケットパーク千米田で、観覧用に立派な階段まで整備されていました。
規模は3.8ha、1004枚とありますが、現在、畦をソーラーLED、21,000個で飾る「あぜのきらめき」イベントが開催中で夜と朝と2回訪れることになりました。2から3列の株の狭い幅の田んぼがならび海まで続く絶景の棚田でした。
f0077877_20234916.jpg
f0077877_2024259.jpg
f0077877_20241819.jpg
f0077877_20243655.jpg
f0077877_20245372.jpg
f0077877_2025521.jpg
f0077877_20251584.jpg

by gonkappa | 2016-02-25 20:27 | 番外・朽木以外

棚田探訪6~滋賀県高島~

棚田百選巡りをしていますが、滋賀県にも百選に選ばれている棚田がひとつあります。
地元高島市「畑の棚田」です。近いのでいつでも行けると後回しになっていましたが、お天気も良いのでひとっ走り畑まで行ってきました。かつて所属していた職場の担当業務として棚田保全を進めていましたが(今も)じっくりと訪れたのは初めてです。
データによると15.4ha、700筆、勾配1/6とあります。
集落内を軽トラで上っていくと終点に緊急避難所の表示のある小さな広場があり、近くにおられた女性に駐車することの断わりをいれ、あぜ道を上がっていきます。なるほど1/6の急勾配だけある急坂です。
どの田んぼもきれいに畦の草刈りと秋鋤きがされており、来春の準備完了の風情。
ここもオーナー制度などを採用し懸命に棚田保全に取り組んでおられる集落です。
f0077877_2215057.jpg
f0077877_2215975.jpg
f0077877_222937.jpg
f0077877_2221975.jpg
f0077877_2222682.jpg

by gonkappa | 2015-12-02 22:03 | 番外・朽木以外

五老ヶ岳展望台の夜景!

夜景と雲海がきれいだという舞鶴の五老ヶ岳展望台、前回雲海に空振りをしているので、せめて夜景だけでも見ておきたいと津山からの帰りに寄ってきました。
f0077877_1930425.jpg
f0077877_1930121.jpg
f0077877_19302226.jpg

by gonkappa | 2015-11-25 19:30 | 番外・朽木以外

棚田探訪~長野県・福井県・兵庫県~

10月以降、暇を見つけては棚田巡りをしています。
写真的には田んぼに水が張ってある時期が良いのですが、こちらの忙しさもありこの時期になってしまいます。
棚田100選に選ばれている棚田、営農条件としては非常に厳しいところばかりですが、オーナー制度を活用したりしながら懸命に保全されています。中山間地域直接支払いなどを受けながら頑張っておられるだろうなと想像していますが、中には徐々に耕作放棄が広がりかけているところも見受けられ、農山村の原風景の保全のためにもさらなる理解と支援が必要な気がします。

こちらは長野県飯田市千代の「よこね田んぼ」飯田ICからりんご畑を30分ほどの進んだところにあります。近づいていくと要所に案内看板が設置されており、迷うことなく無事到着。3.0ha110筆のこじんまりした棚田ですが、オーナー制度らしく各筆に看板が設置されていました。
真新しい看板やトイレ、四阿など棚田保存への意欲が感じられる棚田でした。
f0077877_14343740.jpg
f0077877_14361461.jpg
f0077877_14362892.jpg
f0077877_14363699.jpg


次に訪れたのは福井県高浜町「日引」の棚田です。海辺の棚田で海に沈む夕日と一緒に撮りたいなと出かけたのですが、あいにく入り江が複雑で海に沈む夕日は撮れないことがわかり多少がっかり。対岸には原発が見える半農半漁の漁村でした。こちらは案内看板は全くなし。集落に着いて集落の案内板があったのでそれを見てはじめてここが目的地であることを確認することができました。4.4ha204筆と小規模ですが、貴重な農地ということでしょう、畦もきれいに草刈りがしてありました。
f0077877_14382251.jpg
f0077877_14383836.jpg
f0077877_14385313.jpg
f0077877_14392963.jpg


そして、津山へ出かける途中で立ち寄ったのが兵庫県佐用町「乙大木谷」の棚田。作用ICから15分程度の山間部に位置する県境に近い棚田です。案内看板に導かれ迷うことなく坂道を上がると右手に石積みの美しい棚田を見ながら進む。ちょうど峠にあたるところに大きな看板。これによると峠を越えてからが目的の乙大木谷の棚田とのこと。車を止め、集落内を歩きながら段々田んぼの中へ。こちらもきれいに石積みされた農地が急勾配をなしているが、所々に耕作を止めた農地が。ここは23ha988枚と大きな規模でありそれを保全することの大変さは推測できるような気もした
f0077877_14401142.jpg
f0077877_14402227.jpg
f0077877_14403661.jpg
f0077877_14405450.jpg

by gonkappa | 2015-11-24 14:41 | 番外・朽木以外

棚田探訪~京都府・兵庫県~

棚田探訪とタイトルをつけましたが、実は雲海撮影が目的で舞鶴の五老ヶ岳展望台をめざしたんです。
朝4時に起き、一路舞鶴へ。90分ほどで展望台に到着したんですが、風が強く雲海ゼロ!
f0077877_2014873.jpg

ここまできてそのまま帰るのはあまりにももったいないなと、急遽、棚田探訪に切り替えることにしました。
スマホで棚田百選を調べると近いところでは、30kmほどで福知山市大江町毛原の棚田があります。
毛原は百人一首で有名な大江山の麓にあります。勾配は比較的緩やかですが、面積は5ha、筆数は600枚とあります。秋の刈り取りも終わりのんびり感が伝わってくるような棚田でした。
f0077877_203045.jpg
f0077877_2031676.jpg
f0077877_2033031.jpg
f0077877_2035219.jpg
f0077877_2041278.jpg


毛原の棚田をぐるっと歩いて降りてきてもまだ8時半、このまま帰るのはもったいないと、もう一度調べてみると兵庫県香美町に2ヶ所の百選が、距離はここから90km、しばし思案をしましたが、香美町はわざとではなかなか行きにくい位置にある、とのことでそこまで足を伸ばすことにしました。国道175号、9号をひた走ること2時間、11時前には「うへ山の棚田」に到着。面積3.1ha、39筆と小規模な棚田でした。
f0077877_2061389.jpg
f0077877_204565.jpg
f0077877_2051628.jpg


次にめざしたのが同町にある「西ヶ岡の棚田」軽四で良かったと思わせるほどの幅の狭い農道、このまま進んで大丈夫かなと心配しながら最奥まで行くと何とかターン出来る場所があり、ホッと!!そこまで車で来るなよと自省しながら写真を撮らせてもらいました。面積6.9ha、筆数126枚、落差の大きい見事な棚田が保全されていました。
f0077877_2063464.jpg

f0077877_2072088.jpg
f0077877_2074562.jpg
f0077877_208283.jpg
f0077877_2082226.jpg

思わず遠出をしてしまった棚田探訪、走行距離400kmのハードでも充実した一日でした(笑)
by gonkappa | 2015-10-07 20:10 | 番外・朽木以外

棚田探訪~三重県・和歌山県~

昨年から、棚田巡りをはじめ、今回は3回目。
紀伊半島を一周して、三重県の「丸山千枚田」と和歌山県の「あらぎ島」を訪問してきました。
先輩達の評価によると2ヶ所とも五ツ星!
ちょうど田植えが終わった頃であり楽しみに出かけました。

朽木を朝7時に出発して4時間、熊野市の丸山千枚田に到着です。
面積は7.2ha、筆数1,340筆、一筆当たり面積は54m2とあります。
棚田の保存に一番早く取り組んだ地区ということであり、現在もオーナー制度が展開されていました。
ちょうど当日は地元の方々6名ほどの方が草刈機を肩に日常管理に精をだしておられました。
こうした地道な努力があってこそのこの素晴らしい景観なんだと言うことを改めて気づかせていただきました。
f0077877_21535758.jpg
f0077877_21541387.jpg
f0077877_21543169.jpg

2ヶ所目は、和歌山県の有田川上流に位置する「あらぎ島」、阪和自動車道有田南ICを降り、およそ40分。国道480号線から、旧道へ入るとすぐに、湾曲した有田川に囲まれるように舌状の河岸段丘地形のあらぎ島の展望が開けます。
規模は、2.3ha、54筆と小さめですが、全国的にも珍しい景観は見るものに感動を与えます。
江戸時代に用水路の整備や新田開発が進められ現在の景観が生み出されたそうです。
畦畔の管理も行き届き、景観の維持保全に取り組む熱意が感じられる棚田でした。
f0077877_2155269.jpg

f0077877_2155184.jpg

by gonkappa | 2015-05-29 21:56 | 番外・朽木以外