雪の野山を歩き回るための道具には
かんじきやスノーシューと
クロスカントリースキーがありますが
今回はくつきの森でクロスカントリースキーを試してみました
道具は、新本陣の観光協会でレンタルできます
10年以上も前になりますが、スキーで芦生の原生林を回ったことがあり、細く軽やかなスキーでセラピーロードを回ったらどうだろう?
ということで、無謀な体験が始まりました
まず道具ですが、スキーは細くとても軽いのが特徴
靴もスニーカーのように軽くつま先に留め具用のピンがあります
ストックは125cmと長めです
スキーと靴はつま先だけで留めてあるためかかとが上がります
今日のコースはセラピーロードの中でも最長の東山コースを選択
炭焼き小屋から出発し林道をキャンプ場をめざします
ゲレンデスキーで20年、クロカンスキーで10年のブランク、
最初は細く不安定なスキーにとまどいながらも、
そこは「昔取った何とか」徐々に不安定さにも慣れ無事キャンプ場跡へ
東山コースは距離は長いものの基本的には等高線状にコースが
設定されているため何とかなるだろうとのあまい予想でいよいよ登りへ
キャンプ場から等高線のコースになるまでに20mほどの急坂があるのですが
この急坂とクロカンスキーの相性の悪さは想像以上・・
おまけに1m以上の深雪に足がとられ七転八倒しながら
何とか等高線コースへ到着身体中から汗が噴き出します
ちなみに夏にはこんなハイキングコースなのですが
深雪の中ではその環境は一変、コースには雪で倒れた木々が横たわり
橋の上にも1mほどの雪が
でも、今でしか味わえない景色も楽しめます
途中、シカやイノシシの足跡と平行しながら
悪戦苦闘しながらも3時間で無事県道へたどり着きました
結論的には、クロカンスキーは平地で楽しみ、坂道はしんどいけれども
スノーシューの方がベターが、今回得た教訓です
家で話すと無謀な行いに非難囂々の家族でした(笑)